2016年12月5日月曜日

古典の豆知識

こんばんは、アドバイザーの宮本です!
紅葉、綺麗に色づいてきましたね・・・
私の大学は山の中みたいなものなのでとても季節をかんじることができます笑
ここ数日は寒さも少し落ち着いて今更秋らしさを感じていたりします。
晩秋。良いですね。

ところで「もみじ」には「紅葉」と「黄葉」の表記があることを知っていますか?
前者は言わずもがな(カエデ)のことです。
後者はと言うと(ハギ)のことだそうです。
秋の始めが黄葉、秋の終わりが紅葉の時期。

風流で素敵だな、と感じます。
昔は萩も身近だったのでしょうね。
花札にも萩がとりあげられていますね。

百人一首にも採られている有名な、
おくやまにもみじふみわけなくしかの・・・
は、面白い歌で、古今和歌集では初秋の歌として載せられていて萩かな、と思われるのですが、
江戸時代のかるたの絵は完全に楓なのです。
美しい情景を自由に想像できるのも和歌の魅力なのかなと思うこの頃でした。